就労移行支援てどうなの?
親切にいろいろ教えてもらったよ
なんだかあんまり意味がなかったわ
実際の利用者さんの意見は様々です。
本記事では、年々、利用者数が右肩上がりで上昇中の、就労移行支援事業所。
- サービスは具体的にどのようなものか?
- 就労移行支援の利用が向いてない人の特徴は?
- 自分には向かない、と思った時はどうすればいいのか?
そんな就労移行支援に対する不安の解決法をお伝えしていきます。
- 社会人として必要な基礎は十分にある人。
- できるだけ早く次の就職を決めてしまいたい人。
- 専門スキルを磨いたり、特殊な資格を取得したい人。
- 一般就労することに関してまだ迷いがある人。
- 経済的な余裕がない人。
早速向いてる就労移行支援を探す見学のたびに出るなら、以下の5社なら間違いなし。
障害者におすすめの就労移行支援
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重度の症状でも安心、あなたに合わせたプログラム参加が可能! - ウェルビー
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就労に向かってトレーニングしながら、同じ障害の仲間も見つかる
就労移行支援の失敗談
就労移行支援も良い面だけではないんだよね
結局、就職できなかった
大手に通ったから就職できるという話でもないと思います。
私は大手に通ってましたがあまりにも就職の話が進まないのでやめました。
長い期間、訓練を受けたのに結局、就職に結びつかなかったと言う事例もあるようです。
1年も2年もかけて通ったのに就職できなかったのであれば、
自分には向いていなかったのかな?と悔やまれてしまいますよね。
職員の質が低すぎる
職員は嘘ばかりつく。 働かない。 利用者のことなどなにも考えていない…
引用元:Yahoo!知恵袋
フレンドリーを通り越して無礼な態度だったり、上から目線の乱暴な言葉使いだったり。そもそも本当に支援をしようとしているのか?
ちょっと目に余るひどい職員さんもいるんだね
訓練内容が幼稚すぎる
辞めたい理由は、同じ講座の繰り返しや単純なトレーニングが辛く感じていることと……
引用元:Yahoo!知恵袋
単純作業やスケジュール管理など、基本的な生活習慣改善の訓練を行っている事業所がほとんどです。すでに規則正しい生活ができている人からしたら、
わざわざ通う必要はなかったみたい
と感じるでしょう。
パソコン操作やビジネスマナーを教えてくれる事業所も多いですが、初心者向けのプログラムとなっていることがほとんどです。
専門的な事は学べない
就労移行支援事業所で社労士みたいな難関資格を目指せるところは、ないですよね?
プログラミングの基礎などを学べる事業所なども徐々に増えてきましたが、特別なスキルを学べる事業所はほとんどありません。向上心の高い人からしたら、
全然、物足りないなあ
と感じることが多いでしょう。
工賃なしで昼食も交通費も実費。懐がきつい
どのようにして生活費を賄いますか?
わたしは雇用保険の基本手当が、300日の給付はあったものの、現在は終わってしまい、貯金を切り崩しているわ
就労移行支援は就労継続支援A型やB型と違い、工賃や給与は発生しません。
「一般企業に就職するための実践訓練」です。
なので、お昼ご飯も、事業所に通うための交通費も多くの場合で自分で負担しなければなりません。
お金にある程度の余裕がなければ使いづらいですね
就労移行支援が向いてない人の特徴5選
ビジネスの基本ができている人には向かないよね
社会人としての必要な基礎は十分にある人
事務仕事に必要なワードやエクセルの基本操作、名刺の渡し方や上司や同僚と話すときの正しい敬語の使い方などを教えてくれたり、履歴書添削や面接対策などもしてくれますが、
社会人として必要なごくごく基礎的なスキル習得を目指す事業所が多いです。
できるだけ早く次の就職を決めてしまいたい人
おおむね1年~2年くらいかけて必要なスキルを獲得できるようなカリキュラムとなっている事業所がほとんどです。
実際に就職を決めた人も早くて半年くらいの時間がかかる事が一般的です
1カ月や3か月後、とすぐにでも働きたい人にはあまり向いていません。
専門スキルを磨いたり、特殊な資格を取得したい人
訓練を積んでいく過程のその延長線上でMOS検定や簿記検定などを目指せる事業所、先にも書きましたが、プログラミングの基礎などを学べる事業所なども少しづつ増えてきていますが、
専門学校などとは違います
例えば、看護師などの特殊な資格を必要とする仕事を希望する人。運転手をしていたから次は2種免許に挑戦したい。などといった人のニーズは満たしてくれません。
一般就労することに関して、まだ迷いがある人
長期間の訓練を経て、一般企業への就職を目指していきます。
一般就労に向けて、長期間の訓練を耐えるにはモチベーションの維持が大切になってきます
絶対に就職する、という強い意志がない人は利用に慎重になった方がいいでしょう。
経済的な余裕がない人
生活保護の人であれば補助があるので心配いりません。
ですが利用するには原則1割負担の利用料金がかかります。
去年の年収が300万円くらいの人で、毎月1万円前後の利用料金が必要になります。
就労移行支援の利用中は原則アルバイトなどもできません。
貯金が少なかったり、家族からの支援が望めない人にはあまり向かないでしょう。
自分には向かない、と思った人はどうすればいい?
まず最初に、自分が通っている就労移行支援事業所がなぜ向いていない。と思うのか、その理由を考えましょう。
思い切って別の就労移行支援に変える
- 支援員さんや他の利用者との人間関係が上手くいかない。という人や、
- 訓練内容が簡単すぎる。もしくは逆に訓練内容が難しすぎる。
という人は
思い切って別の事業所に変えてしまいましょう。
これだけの数の事業所があれば、中には質の低い職員さんがいても仕方ないかもしれません。
無理をして不要なストレスを溜めながら、嫌な事業所に通い続ける必要性はありません。
利用前にしっかりと事前見学をして、訓練内容や雰囲気が自分にあっているかをしっかり確かめておきましょう。
後で後悔しないように就職実績なども聞いてた方がいいね。
ちょっと専門的な事を学びたい人は、例えばこういう事業所を選んだらいいんじゃないかな。
日商簿記検定や宅地建物取引業務主任者、社会保険労務士などの公的・国家資格の試験対策講座のプログラムなどを受講することができます。
全国25カ所に事業所を展開しています。
少しずつ段階を踏みながら出来ることを増やしていきたいという人はこういう事業所がいいんじゃないかしら。
ビジネススキルの基礎だけでなく、自己理解やキャリアプランニング、メンタルのセルフケア手法なども学ぶことができ、事業所で開拓した独自の求人情報なども豊富です。
全国に90カ所以上の事業所を展開しています。
転職エージェントを活用する
こんな場合は、転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントは実際に自分たちで企業開拓し、
各社が独自の求人情報などを持っています。履歴書添削や面接対策などもしてくれます。
実際に1~2年もの長期間かけての訓練を終えた。と言うのはあなたの強みにもなります。
次は就職活動の専門家、転職エージェントを活用してみましょう。
障害者職業能力開発校、生活福祉資金貸付制度を使う
スキルアップのために就学したい人や資格を取りたいという人にはこういう制度がおススメです
- 障害者職業能力開発校
- 生活福祉資金貸付制度
その他の制度を活用しよう。
障害者職業能力開発校
独立行政法人高齢、障害、求職者雇用支援機構のホームページによると、
・北海道・宮城
引用元:独立行政法人
・埼玉・東京・神奈川
・石川・愛知
・大阪・兵庫
・岡山・広島
・福岡・鹿児島
全国13か所に設置されている国立の職業訓練施設です。
事務処理や介護技術、建築関係やIT関係、自動車整備士、といった
就職に必要な様々な専門技能を習得できます。
- 授業料と教科書代は無料
- 一定の条件を満たす人は在学中に訓練手当が貰える
- 在学中は寮で生活でき、授業の後はアルバイトも可能
卒業生はCAD、システムエンジニア、Webディレクター、自動車整備士、介護福祉士……etcいろいろな分野で活躍しています。
生活福祉資金貸付制度
離職のため生計の維持が困難となった人などに緊急の生活費などを貸してくれます。
資金にはいろいろな項目があり、就職のための費用に使えるものもあります。
「技能習得に必要な経費」は
よくある質問と回答
- 利用中のアルバイトって、どうしてばれるの?
-
就労移行支援を利用するためには市町村の審査を受ける必要があります。
この際に利用料金を決定するための所得確認があります。
アルバイトの雇用主には払った給与を役所に申告する義務があるため、内緒でアルバイトをしても、市町村役場には情報が筒抜けになってしまいます。 - もし、2年間の訓練で就職できなかったら延長はできるの?
-
原則は2年間しか利用できません。
ですが、延長することにより就職の見込みが高まる場合、一回目の事業所とは全く違う訓練内容の事業所に通う場合などは延長を認められる事もあります。
市町村役場に相談してみましょう。 - 就労移行支援は金儲けしか考えていない、闇深いって本当?
-
どのような業界にも一部、怪しい事業所があるのは残念ながら事実です。
利用を決める前に、訓練内容や就職実績の確認、事前見学をしっかり行ってください。
通いだした後に、やっぱり自分には合っていないと思った時は、事業所を変えるのも大切な選択肢の一つです。
まとめ
- 思い切って就労移行支援事業所を変える。
- 転職エージェントを活用する
- 障害者職業能力開発校
- 生活福祉資金貸付制度
就職に向けて必要なことをたくさん学ぶことができる就労移行支援。
制度が始まった当初は、サービスの質に関して多くの疑問の声がありました。
近年はノウハウが蓄積され頼もしいサービスへ成長してくれてきています。
より多くの人を救ってくれるサービスへ進化してもらうには、まだ時間がかかるでしょう。
ですが諦める必要はありません。
この国のさまざまな制度は「使う人のため」にあります。しっかり賢く活用させてもらい、未来を切り開いていきましょう。
ご意見をお寄せいただけると幸いです