障害者雇用バンク(旧:エラビバ)の評判と口コミまとめ!ハイブリッド型サイトの特徴は?

障害者雇用バンクの評判と口コミまとめ!
じんや

かめさん、障害者雇用バンクって初めて聞いたけど、行政のサービスなの?

かめさん

じんやくん、障害者雇用バンクは新しいタイプの障害者向け就職・転職支援サイトだよ!

みなさんは障害者雇用バンクを知っていますか?

かつてはエラビバという就職・転職サイトでしたが、2021年5月から名前を変えました。

他の障害者の就職・転職サイトと比べると歴史が浅くてどういう就職や転職の支援をしてくれるのか、よくわからないところ、ありませんか?

そんな障害者雇用バンクについて、口コミや評判を含めて調べてみました。

この記事がおすすめの人

  • 初めて就職活動や転職活動に挑戦する人
  • さまざまな就職・転職サービスの利用を検討している人
  • 自宅で転職活動をやりたい人

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他の障害者の就職・転職サイトとの比較

他の障害者の就職・転職サイトとの比較

まず、障害者雇用バンクの説明に加えてWebサーナとatGPの2種類と比較してみます。

スクロールできます
障害者雇用バンクatGPWebサーナ
公開求人数
(非公開)
854件(企業)
2393件(ハローワーク)
1,130件
113件
対応エリア全国全国全国
対象障害障害者全般障害者全般障害者全般
独自の強みWebで完結できる

就労移行支援・就労継続支援の事業所の紹介がある
対応地域の広さ

サービスが豊富
非公開求人における内定率の高さ
障害者手帳必要必要必要
公式ページ障害者雇用バンクatGPエージェントサーナ
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障害者雇用バンクの概要

障害者雇用バンクは2019年5月から2021年5月までにエラビバという名前でサービスを行っていた、現在でも存在する障害者の就職支援・求人サービスです。

メリット・デメリットの方で後述しますが、大手転職エージェントの協力やハローワークの求人の掲載、就労移行支援や就労継続支援の紹介、Web面談を用いた在宅での転職活動ができるといった強みがあります。

他社の概要

Webサーナ

1992年に障害者のための就職情報誌「サーナ」の創刊から始まり、1998年から就職情報サイトとしてインターネットに登場したWebサーナ。

今でも情報誌を発行しているほか、Webや大都市で合同企業説明会を開催しています。

転職エージェントのエージェントサーナもあり、そちらでWeb面談を受けることができます。

atGP

障害者のための就職・転職サイト。

転職エージェントが一般の障害者向けだけでなく就活生やハイクラス、スポーツのアスリート向けのサービスがあるのも特徴です。

また、atGPが運営している就労移行支援があり、うつ症状・発達障害・統合失調症・聴覚障害・難病の5つの障害別のコースの事業所があります。

障害者雇用バンクで求人をサクッと見つけよう!

障害者雇用バンクはWebサーナのように合同説明会をやっているわけでも、atGPのように直営の就労移行支援があるわけではありません。

しかし障害者雇用バンクは大手転職エージェントとの提携やハローワークからの求人が見れるのが他社サービスにはない一番の強みです。

様々な就職・転職サイトを見て求人を探すのに苦労してたのが、障害者雇用バンクを使ってみたらトライしたい求人が簡単に見つかった、なんてこともあります。

かめさん

就職・転職サイトを障害者雇用バンク一本に絞る戦略も良いかもしれませんね。

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障害者雇用バンクの評判・口コミ

障害者雇用バンクの評判・口コミ
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それでは、障害者雇用バンクの評判や口コミを見ていきましょう。

悪い評判・口コミ

じんや

たとえ書類選考が通らなかったとしても、求職者に連絡をしてほしい・・・

応募したけれど担当者から連絡がこなかったという話は障害者雇用バンクでは少数ですが、ほかの転職エージェントを利用した人からも同様の声はあります。

https://twitter.com/hitandr43253155/status/1399994772455002116?s=20&t=psMhTEPn20Xnj3krbkRdkQ
じんや

うう、ぼくも同じ経験があるからつらいよ・・・

実は私も他社サービスで似たような経験があり、つらい思いをしたことがあります。

そもそも、転職エージェントは人材がほしい会社からお金をもらい、求職者の中から依頼された会社に適した人を選び、その人に会社を紹介するのがお仕事です。

求職者全員に内定ががでるとは限りません。

つらいですが、紹介が断られた場合は他社の転職エージェントを利用するか、就労移行支援や職業訓練を受ける、フリーランスなどを目指す道もあります。

障害者雇用バンクの悪い評判・口コミを探してみましたが、障害者雇用バンク限定の悪い評判や口コミはありませんでした。

そのため、民間企業の就職・転職サイトのデメリットの部分が障害者雇用バンクへの悪い評判・口コミとして出たのでしょう。

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良い評判・口コミ

あやこ

障害者手帳を手元になくても登録できるの!?すごい!!

障害者雇用バンクでは障害者手帳を申請する前あるいは申請中でも登録することができ、求人や就労移行支援・就労継続支援事業所について調べられます。

なので、障害者雇用バンクとはどういうものなのか、ちょっと中身をみてみるだけなら障害者手帳の申請前や申請中でも可能です。

ただし、実際のWeb面談を受けるまでに障害者手帳を取得する必要があります。

障害者雇用バンクの口コミや評判は良い方も少なかったです。

そこで、障害者雇用バンクの公式サイトから新卒・第二新卒とハイクラスの就職・転職された方の声を調べました。

職種:事務 精神障害3級

最初は障害を隠して就職活動していたのですが、なかなかうまく行かず、障害者枠での就活をはじめました。障害者雇用バンクさんのフォローもあり、希望の企業に挑戦させてもらい、内定を掴むことができました。親も喜んでくれておりとても嬉しいです。

障害者雇用バンクfor新卒
じんや

親御さんと一緒に就活の成功を喜ぶ姿を想像したよ!

職種:営業 視覚障害

クローズ(企業に障害を非開示)で働いていたが、
障害者雇用バンクで良い求人を見つけ、オープン(障害者枠)での就労を決意。
専属カウンセラーと二人三脚で転職活動を行い、希望以上の条件での転職に成功。

障害者雇用バンクハイクラス

専属カウンセラーと一緒に転職活動を行い、障害者雇用でも希望以上の条件を叶えた転職ができたのは素晴らしいです。

障害者雇用に転職すると年収が下がるという話をよく聞きます。

しかし、この方の年収は530万円から600万円に上がりました。

あやこ

70万円も年収が上がったの!?

あなたのスキルが専門的だったり、ビジネスに関する経験が豊富であれば、ハイクラスを狙って障害者雇用でも年収アップを狙えるでしょう。

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障害者雇用バンクのメリット・デメリット

障害者雇用バンクのメリット・デメリット
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障害者雇用バンクのメリットとデメリットは以下の通りです。

障害者雇用バンク
メリット
  • 大手エージェントとの提携やハローワークの求人がある
  • 就労移行支援・就労継続支援も紹介している
  • Web面談に対応しているため、基本的には自宅で就職・転職活動ができる
  • 就職・転職に役立つ情報も提供している
デメリット
  • ハローワークの求人が多い
  • 都市圏に求人が集中している

メリット4選

大手エージェントとの提携やハローワークの求人がある

障害者雇用バンクの公式サイトでは以下の文が書かれています。

大手エージェントと多数提携しており、他エージェントにてマッチするお仕事があればご紹介させていただいております。

引用元:障害者雇用バンク

大手エージェントとの連携だけでなくハローワークの求人も扱っているため、業界最大級の求人件数を誇っています。

どのような大手エージェントと提携しているのかは私が調べた範囲ではわかりませんでした。

しかし、エージェントを含む他社の障害者の就職・転職サイトではあまり見かけない、他のエージェントの紹介やハローワークを活用することで求人数が多くなり、よりあなたの希望に合う職場を探せます。

就労移行支援・就労継続支援も紹介している

障害者雇用バンクは就労移行支援と就労継続支援(A型・B型両方)の事業所も紹介しており、「働きたいけどいきなり就職は不安」な方に福祉の就労支援サービスを受けられるように情報を提供しています。

障害者雇用バンクで紹介されている事業所の数はなんと19,704件!(2023年1月4日現在)

キーワード検索もできるため、あなたがチャレンジしたいものや学びたいものに合う事業所を見つけられます。

Web面談に対応しているため、基本的には自宅で就職・転職活動ができる

障害者雇用バンクではカウンセラーによるWeb面談を実施しており、自宅で就職・転職活動ができます。

最初に行われるキャリア面談を実施され、あなたの希望に合う求人や就労移行支援・就労継続支援事業所の紹介をしてくれます。

Web面談は休日や夜間も実施しているため、平日の日中は仕事や家事で忙しい方でも利用できます。

面接対策や応募種類の添削はもちろん、非公開求人の提案や就職・転職後のフォローもしているため、求職活動の前のサポートだけでなく就職・転職後のサポートもしてくれるのも特徴です。

スマートフォンやネットが使えるパソコンがあれば障害者で初めての就職活動や転職活動でも安心できるサービスです。

ただし、ハローワーク求人の場合は掲載のみのサービスなので、ハローワークに出かけたり面接を受けに会社に訪問する可能性があります。

就職・転職に役立つ情報も提供している

就職・転職活動が初めての方にとって、わからないところが多いと思います。

Web面談を受けられるといってもいつでも受けられる保障がないので、自分で調べることも必要です。

そこで障害者雇用バンクでは就職・転職に役立つ情報を提供しています。

Web面談の準備に関する説明や応募書類の作り方、面接のマニュアルなどの情報が提供されているので、初めての転職・就職活動の情報収集につながります。

トップページに掲載されているインタビュー記事と転職活動ガイドは要チェックです。

デメリット3選

ハローワークの求人が多い

確かに障害者雇用バンクは他社の転職エージェントやハローワークの求人も紹介しているので、障害者の就職・転職サイトの中では求人の数が業界最大級です。

しかし、あくまで公開されている求人数だけでも企業からの求人854件よりハローワークの求人数2393件の方が2.8倍も多いです(2023年1月4日現在)。

また、ハローワークの求人だけど障害者雇用バンクには出ていない求人もあるので、普段からハローワークを利用している方はハローワークのインターネットサービスを利用するといいでしょう。

かめさん

ハローワークの求人を避けたい方は、障害者雇用バンクを加えて他の障害者の就活・転職サービスを併用することをおすすめします。

都市圏に求人が集中している

これは障害者雇用バンクに限らず、どの就活・転職支援サイトでもありがちですが、勤務地が首都圏と関西を中心に大都市圏に大きく偏っているデメリットがあります。

就労移行支援や就労継続支援は全国の事業所を網羅されているのに、肝心な求人が地方に行けば行くほど少なくなるのは地元に住んでいる人にとっては残念な気持ちになります。

じんや

困ったなぁ・・・地方に住んでいるけどどうしたらいいんだろう?

かめさん

就職・転職活動をきっかけに都市圏への移住を検討するといいよ。

この場合、金銭的・心理的な負担を考慮しながら都市圏への引越しを前提にした就職・転職活動を考えるといいでしょう。

幸いなことに障害者雇用バンクは面談・お仕事紹介・応募などのやり取りはすべてWebで済ませられるので、基本的に旅費をかけて遠方に行って面接を受ける必要がありません。

東京や大阪などの大都市圏に移住して働きたい方にとっては、逆にチャンスになるともいえます。

ただし、すぐに決断しないで親族や主治医、心理カウンセラーなどと相談し、十分な検討を重ねてから大都市への移住を検討してください。

障害者雇用バンクの利用をおすすめする人

障害者雇用バンクの利用をおすすめする人
  • 障害者で就職・転職活動が初めての人
  • 都市圏に住んでいる・あるいは移住を検討している人
  • 自宅で転職活動をしたい人
  • 新卒の就活やハイクラスの転職を考えている人

障害者雇用バンクの登録方法

障害者雇用バンクの登録方法

障害者雇用バンクを登録するにはどうしたらいいのか、スマートフォンサイトの画像を引用して説明します。

①まずは障害者雇用バンクの質問に答えてあなたの状況や個人情報を入力します。

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試すだけ、最初の一歩が未来を変える

最初は以下の情報の入力が求められます。

  • 就業状況
  • 障害の種類
  • 障害者手帳の等級(申請前・申請中も含む)
  • 障害内容
  • 都道府県
  • 生年月日
  • 性別
  • 電話番号
  • 名前・フリガナ
  • メールアドレス・パスワード

②次に会員登録が終わったらマイページからプロフィールにアクセスし、あなたの障害や職歴などのプロフィールの登録をしたら完了です。

障害者雇用バンク

特に就職や転職に関する項目(障害内容の詳細や転職回数、希望する職種や勤務地など)は全部入力し、履歴書用の写真と障害者手帳の写真も登録しましょう。

かめさん

できれば履歴書用の写真はカメラ屋さんに行って写真を撮ってもらい、データをもらうようにするとGoodです。

よくある質問と回答

よくある質問と回答
どんな企業の求人が掲載されているの?

障害者雇用バンクでは「多種多様な求人が掲載されています」と書かれています。

なので、ハローワークで掲載されている中小企業からみなさんが知っている大企業まで、幅広く取り扱っています。

ハローワークの求人に応募するのはどうすればいいの?

ハローワーク求人は障害者雇用バンクの掲載のみです。

求人に書かれている「求人番号」をメモしてハローワークに問い合わせることができます。

なので、まずはハローワークに電話したり直接行く必要があります。

正社員向けの求人はあるの?

求人によりますが、正社員向けの求人はあります。

また、会社によっては、最初は正社員以外の非正規雇用だけど、実績が認められたら正社員になれるケースもあるので、求人やWeb面談で確認をするといいでしょう。

まとめ

まとめ

障害者雇用バンクは初めての就活や転職に挑戦する障害者にとってサポートしてくれる、素晴らしいサービスです。

就職・転職エージェントの特性を理解する必要がありますが、Webで完結できる就職・転職活動はなかなかないです。

かめさん

あなたも障害者雇用バンクで就職や転職に挑戦してより収入を上げたりマイペースで働ける職場などを目指してみませんか?

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